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杉並区で国民健康保険料が値上げになるってホント?!

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 杉並区の国民健康保険料の算定方式を『住民税方式』から『旧ただし書き方式』へ変更する議案が、2月12日からスタートする杉並区議会(平成23年第1回区議会定例会)で審議されることが決まりました。

この算定方式の変更で国保料がどうなるか、みなさんご存知ですか?

 

・算定方式の変更で、国保料が1.7倍以上になるケースも!

 『住民税方式』では、年間の所得金額から、家庭によって様々な控除(割引き)を行い保険料を算定しておりましたが、『旧ただし書き方式』になると、その控除が考慮されなくなるため、扶養家族が多い家庭や、家族に障害者がいらっしゃる家庭は保険料が大幅に値上げされてしまいます。

 1月31日に行われた、杉並区の国保運営協議会では、日本共産党だけが国保料算定方式変更に反対しておりましたが、賛成多数で算定方式の変更が「適当である」との判断となってしまいました。今後は杉並区議会で審議されることになります。

   現在でも国保料が高くて滞納している世帯が区内でも3万世帯もあります。値上げにつながる算定方式の変更は、家計と地域経済に大きな打撃を与えてしまいます。

 この変更をストップさせ医療・介護を充実させるためにも、ぜひ算定方式改定中止を求める署名にご協力ください。

 

(↑この署名用紙をプリントアウトして使用してください。集めていただいた署名は富田たく事務所に送付していただくか、ご連絡いただければ区内ドコでも取りに伺います。)

・国保料のモデルケース試算

国保料の算定方式が変更されると具体的な金額はどうなるのか?

国保運営協議会で使用されたモデルケース試算の資料から抜粋しました(下表)。現行方式の国保料に比べ新方式では、最大で約1.75倍に引き上げられることになります。

また、一部の世帯では2年間の経過措置(減額)が行われますが、逆に言うと経過措置を行わなければならないほど値上げ幅が高いということです。

 

・共産党区議団は区民のみなさまの生活を守る姿勢を堅持

国保運営協議会での各党議員の態度は、下表のとおりです。区民のみなさんの負担増をストップさせる態度を示したのは日本共産党だけでした。

 

・国保料の高騰は、自民・公明政権時代の福祉切捨てが原因!

 政府や区は、国保財政の悪化を理由に保険料の値上げを行おうとしています。

 しかし国保財政を悪化させた本当の原因は、自民・公明政権時代に福祉切り捨て政策を行い、国庫負担を50%から25%に減らしたこと。現在の民主党政権も国庫負担を増やすと公約していながら、その公約を投げ出した状態です。

この根本原因に言及しているのは、日本共産党だけです。国庫負担を1984年当時の50%に戻すことで、国保料の値下げを実現することができます。

 

・お知り合いの議員さんに国保料値上げストップの声を届けてください。

今回の区議会は3月11日までです。その間に国保料の値上げについて議会でしっかり議論することが大事です。しかし、共産党以外の政党・会派は国保値上げに賛成の様子です。ぜひ、国保値上げストップの声をお近くの区議さんへ届けてください。

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