昨日は月に一度の「コマの日 in昭和のくらし博物館」でした。
「昭和のくらし博物館」は大田区にある私立の博物館で、昭和26年に立てられた庶民住宅を家財道具ごと保存して、昭和のくらし・文化をそのまま味わえる、ちょっとノスタルジーを感じられる博物館です。
よく、NHKなどTVの取材や撮影にも使用されている、知る人ぞ知る、といった東京の隠れスポットです。
僕はそんな昭和の香り漂う博物館の中庭で、コマのタクちゃんとして、月に一度来館者にコマ回しを体験してもらう「コマの日」を開催しております。
当初、来館する子供たちをターゲットに「コマの日」を企画したのですが、ふたを開けてみると、むしろ大人の方が楽しんでくれるみたいで「コマをまわすのは50年ぶりだよ」と言いながら、夢中になってコマをまわしています。
昨日は近所の親子連れの方から、大阪から出張と観光をかねたご夫婦、タイのビジネスパートナーをつれたビジネスマンの方など、多種多様な方々が来館されており、コマやけん玉、お手玉など昔ながらの遊びを楽しんでいました。
小学四年生の女の子は、コマ回しよりけん玉がお気に入りみたいです。
中庭の手押しポンプも気に入ったみたいで、何度も何度も水を出していました。
館の庭には大きな柿の木があり、その葉を使ってこんな遊びも・・・
いまやテレビゲームの中で、釣りをしたりスポーツをしたりと、子供を取り巻く遊びの現状も多様化してきていますが、やっぱり本物に触れて、身体を使って遊ぶということが、子供たちの成長には欠かせないものです。
育ち盛りのお子さんをお持ちのお父さん、お母さん、ぜひ子供たちにTVゲームではなくコマやけん玉を買ってあげてください。