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いま、杉並区で児童館の廃止が加速しています。

地域住民や保護者の運動で、杉並区では一つの小学校区に一つの児童館の設置を実現してきました。しかし、２０１２年に田中区長が発表した区立施設再編整備計画によって児童館の全館廃止方針が打ち出され、現在までに１２館が廃止に追いやられ、今後も廃止が進められようとしています。

杉並区は、少子高齢化と学童クラブの需要増を理由として、児童館の機能を小学校内の放課後居場所事業に移す「機能移転」だと説明し、機能を移転するだけで児童館の廃止ではない、と言い張ります。また、廃止した児童館の建物を利用して乳幼児親子の居場所「子ども・子育てプラザ」を設置するのだから、子育て支援の拡充になるとも言っています。

しかし４１館の児童館を廃止し、その一部の建物を転用して設置される「子ども・子育てプラザ」の数は今のところ１４館のみ。

今まで、杉並区の児童館は小学生や中高生の居場所だけでなく、乳幼児親子の居場所としての機能も兼ね備えていたのですから、乳幼児親子の居場所も絶対数としては半減以下となってしまいます。

子ども達の居場所を公的施設の面から保証することは地方自治体である杉並区の責務です。それを投げ捨てるような杉並区政が今まさに進められているということを、多くの方に知ってもらいたいと思います。

杉並区の市民団体が、児童館廃止問題についての学習会を開催するとのことで紹介させていただきます。

ぜひ多くの方々に参加（ＺＯＯＭ参加もあります！）して頂きたいと思います。

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↓ 廃止された児童館と今後の廃止予定。

リンク　⇒　児童館存続について区議会一般質問で質疑！

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以下詳細です。

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子どもの権利条約と子どもの居場所

児童館を無くしていいの・・・？

～児童館廃止問題を考える～

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杉並区は、区議会の議案として提出されてもいない段階で、西荻北と善福寺児童館の廃止を前提に昨年12月に住民説明会を開催しました。説明会では、中・高生委員会の高校生から「小学生も含めてみんなが集まれる場所を残してほしい」と涙ながらに訴えがあったとも聞いています。「名ばかり説明会」を常としている区側は、地域住民への説明や意見聴取することなく、児童館廃止・機能移転方針を決定しました。

改めて、「子どもの権利条約」の視点から、児童館存続について話し合いたいと思います。

みなさん ぜひご参加ください！

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にちじ：2021年4月3日　16時から18時（15:40開場）

ばしょ：杉並区立産業商工会館1階（ＪＲ阿佐谷南口徒歩5分）

資料代：500円

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定　員：先着順４０名

※ＺＯＯＭ参加をご希望の方は、チラシに記載のメールアドレス宛にお名前とメールアドレスをお知らせください。

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◇プログラム

・オンラインでの講演

～子どもの権利条約と子どもの居場所～

講師：内田宏明さん（日本社会事業大学・大学院准教授。社会福祉士。子ども食堂おむすびの会ソーシャルワーカー）

・児童館廃止の経過＆議会報告

山田耕平区議（日本共産党）

ひわき岳区議（立憲民主党）

・参加者を交えての意見交換

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主　催：住民の声を生かす杉並の会

協　賛：杉並の教育を考えるみんなの会

連絡先：チラシに記載の通り

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