2017年から通算12回の議会質疑で就学援助の拡充 実現!(区政報告ニュース260号)
(HPへの投稿が出来ていませんでした。時系列で管理するため、このエントリーの更新日は区政報告ニュース発効日にしております。実際の更新日は2023年4月27日です。)
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◆党区議団の粘り強い議会質疑で実現!
杉並区では、今年度から子育て世帯の学費の支援制度である「就学援助制度」の対象者が拡充されます。
党区議団は前・田中区政のもとで切り下げられた就学援助制度を、切り下げ前に戻すよう議会で取り上げてきました。私・富田たくも2017年から通算12回の質疑を行い、拡充を訴えてきました。
この度、岸本聡子区長のもとで党区議団の提案が実り、新年度予算に拡充経費が計上され、この4月から対象者が拡充されました。
就学援助制度は、小中学校に通学する際にかかる学費(給食費や学用品費、移動教室代など)を杉並区が援助する制度で、生活が苦しい子育て世帯を支援する重要な制度です。
今回の対象者拡充では、前・田中区長による引き下げ前の水準までは戻せていないのが現状です。引き続き、認定基準と支援内容の拡充に力を尽くします。
子育て世帯の皆さん、家計が苦しくなってきたと思ったら、制度活用を検討してみてください。
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◆日本共産党街頭演説、阿佐ヶ谷駅に300人
日本共産党杉並地区委員会は3月26日に阿佐ヶ谷駅南口で街頭演説を行い、雨の降るなか300人の聴衆が集まりました。
街頭演説では、区議選に出馬予定の共産党予定候補者7名が決意表明を行い、党副委員長の田村智子参議は7名の区議団実現の必要性とともに、岸田自公政権が進める大軍拡・大増税をストップさせるためにも党区議団の躍進が必要と訴えました。
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◆杉並区議会自由民主党(6名会派)による、驚くべき前・区長擁護の質疑
前・区長の年間80日の公用車深夜運行を指摘した記事を攻撃
・予算審議の場を利用する異常さ
杉並区議会自由民主党(6名会派)の小川宗次郎議員は、予算特別委員会の質疑で、日本共産党杉並区議団が発行している区議団ニュースの記事への批判を展開しました。
記事では、区長交代に伴う区長公用車使用の変化に触れ、前・区長が年間80日も公用車を深夜まで乗り回していた実態を紹介したものです。
予算審議の場を前・区長擁護のために利用することは、極めて異常なことであり、会派としての姿勢が問われる問題です。
↑運転日誌抜粋。新宿各所から深夜帰庫の実態が浮き彫りに。
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・年間80日の深夜乗り回し認める
公務の根拠も示せず、現区政と真逆
党区議団の委員会質疑で、前区長が年間80日も公用車を深夜まで乗り回したことは、区も「事実」であることを改めて認めました。また、当時、深夜までの運行が全て公務であると区は主張していましたが、それを証明する記録を示すよう求めても、区からは一切示されませんでした。
公用車の異常な運行は、前・区長による区政私物化の象徴となり、多くのマスコミにも取り上げられました。
現在、区長専用車は、岸本区長の就任後に廃止されました。岸本区長は行動日程も情報開示しており、不透明の前区政とは真逆の姿勢です。
この期に及んで、前・田中区長を擁護し、過去の事実を覆い隠そうとする姿勢は極めて問題があります。
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◆杉並区議会自由民主党(6名会派) 事実を捻じ曲げ区政の前進を妨害
杉並区議会は自民党が分裂しており、前区長擁護・岸本区長攻撃に終始しているのが、杉並区議会自由民主党(6名会派)です。他の自民党会派が、岸本区政に対し「是々非々」で対応しているのと比較しても異常な姿勢です。
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・学校給食費無償化にブレーキ
杉並区議会自由民主党の安斉あきら議員は、予算特別委員会で学校給食費無償化について質問のなかで、“保護者から要望はなく、公平性にかけ拙速にすべきでない”と無償化実施にブレーキをかけました。一方、区が行った子育て家庭への実態調査では、給食費の減額、無料化の要望が多数あるのが実態です。
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・西荻駅前再開発の動きを否定
また、安斉議員は、昨年の第4回定例会に続いて、西荻駅前再開発の動きが無いかのように質問しました。道路拡幅で街並みが大きく変わることは確実で、まちづくり団体は「大きな再開発を目指す」と発言しており、情報開示資料でも明らかです。
再開発を懸念する住民の声を重く受け止めるべきです。
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【内容】2017年から通算12回の議会質疑で就学援助の拡充 実現! ・ 日本共産党街頭演説、阿佐ヶ谷駅に300人 ・ 杉並区議会自由民主党(6名会派)による、驚くべき前・区長擁護の質疑
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