日本共産党杉並区議団の決算質疑で表明!補聴器購入費助成「実施に向け検討」へ(区政報告ニュース250号)
10月19日、杉並区議会第3回定例会が閉会しました。今定例会では、2021年度の決算審議が行なわれ、日本共産党杉並区議団の論戦が実り岸本区政のもとで区政が大きく前進しつつあります。
(HPへの投稿が出来ていませんでした。時系列で管理するため、このエントリーの更新日は区政報告ニュース発効日にしております。実際の更新日は2023年2月20日です。)
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◆岸本区政で前向きの検討、党区議団の論戦が実る
10月5日の決算特別委員会で、党区議団は決算年度に関して高齢者日常生活用具給付が他区と比較しても異常に遅れている実態を指摘。改善を求めると共に、高齢者の『補聴器購入費助成制度』の実施を迫りました。
高齢者の日常生活用具給付事業については、東京都の高齢社会対策区市町村包括補助事業補助金が活用できますが、杉並区では他区と比較しても包括補助金の活用が進んでおらず、桁違いに低い状況です(下表)。包括補助金は、高齢者の補聴器購入費への助成にも活用することができ、多くの自治体が活用しています。
『補聴器購入費助成』は23区で15区が実施、2区が今後実施する予定ですが、杉並区は実施していません。党区議団は、条例提案を行うなど、再三にわたり実施を求めてきました。
岸本区長は党区議団の議会質疑に対し「今のコロナ禍、物価高騰の中で考えていかなければいけない。(中略)検討だけでなく実施に繋げていきたい。」と答弁。所管課長も「実施に向けて検討する」と答弁しました。その後、実施時期を確認したところ、区は「中身を今作っているところ。それが出来次第、実施していきたい。」と答弁。党区議団は引き続き、補聴器購入費助成の実現に向けて全力を尽くします。
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↑補聴器購入費助成の実現を求め条例提案(2021年9月)も行いました。
↑提案説明をする当時の私・富田たく(2021年9月)
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◇岸本区長のもとで住民サービスが向上!杉並区の高過ぎる区立施設の使用料が引き下げへ
第3回定例会決算特別委員会では、杉並区の区立施設使用料が近隣区と比較しても異常に高い実態を明らかにし、使用料負担の引き下げを求めました。
・前・田中区政で値上げされた使用料、岸本区長が見直しを表明!!
杉並区の施設使用料は前・田中区政のもとで改悪が続けられ、登録団体減額制度の廃止や使用料算定対象経費に建物の減価償却費等が組み込まれた結果、近隣区と比較しても2倍~3倍の異常な高額となっています。一部見直しが行なわれましたが、使用料負担が重い状況です。
質疑では、他区が公共性を考慮した上で利用者負担割合の低減を導入していることや減価償却費等を算定から除外し、利用料負担を軽減している事例を紹介。区の使用料を引き下げるよう求めました。
区は見直しを表明、近隣区との均衡等も考慮すると答弁しました。
↑ 前・田中区政のもとで区立施設の使用料が改悪され、近隣自治体の2~3倍に引き上げられてしまった。
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【内容】日本共産党杉並区議団の決算質疑で表明!補聴器購入費助成「実施に向け検討」へ(区政報告ニュース ・ 岸本区長のもとで住民サービスが向上!杉並区の高過ぎる区立施設の使用料が引き下げへ
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