新型コロナウイルス、全国で感染状況が悪化 杉並の感染者数は1万人超!(区政報告ニュース222号)
◆政府の無策が招いた感染爆発
自民・公明・菅政権がオリンピック開催に固執するなかで、全国的に新型コロナの感染状況が悪化しています。東京都では連日過去最高の感染者が記録され、杉並区でも7月26日から8月1日までの一週間の合計感染者が前週の2倍以上となる1266人と急増し、翌週の8月2日(月)、3日(火)はそれぞれ一日の感染者が200名を超え、二日間の合計だけでも428人となっています。こうした感染増で区の累計感染者は1万人を超えました。まさに感染爆発となっています。
政府がいくら緊急事態を宣言しても、実効性のある対策がとられていない現状では、感染拡大の収束は望めません。
感染を収束させるためには無症状などの感染者の把握を行い、保護することが必要です。そのためにも検査の抜本的拡充が急務の課題です。
また、中等症の感染者を入院させない対応を政府と東京都が進めようとしていますが、早期治療によって重症化を防ぐ観点が全くなく、医療関係者から厳しい批判が噴出しています。
医療崩壊を防ぐためには、感染者に入院制限を課すのではなく、自公政権が削減してきた医療体制の改善・拡充を図るのが行政の責任ではないでしょうか。
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◆杉並区の新型コロナウイルス感染状況とワクチン予約情報・2回目予約の特別枠が確保されました
政府によるワクチン供給の失敗により、杉並区では7月14日からワクチン接種予約が停止している状況です(8/4現在)。ここで大きな問題となるのは1回目の接種を終えて2回目の予約が出来ていない高齢者が多数発生している点です。
杉並区のワクチン接種予約方法は当初、1度に1回分の接種予約しかできず、2回目の予約は1回目の接種の翌日からとしていました。この方法に対して多くの区民から苦情が殺到し、私・富田たくも区議会で改善を提案してきました。その後、私の提案が予約方法に反映され、1度に2回分の接種予約ができるようになりました。
こうした改善が行われたことは重要ですが、その際、杉並区は先行接種をしていた高齢者へのサポートを行わずに放置し、さらに高齢者以外の予約を前倒ししてしまいました。
その結果、7月に1回目のワクチン接種予約を行なったものの、2回目の予約を取ることが出来ない高齢者が続出し、約1200人にのぼる見通しです。
日本共産党杉並区議団はこうした問題を改善するよう杉並区へヒアリングを行いました。その際、区は2回目接種の特別予約枠を設けることを明言、現在65歳以上の方を対象にセシオン杉並での接種予約が可能となっています。
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◆2回目の予約が困難な方は、お気軽にご相談ください。
富田たく携帯:090-9001-5249
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【内容】新型コロナウイルス、全国で感染状況が悪化 杉並の感染者数は1万人超! ・ 杉並区の新型コロナウイルス感染状況とワクチン予約情報・2回目予約の特別枠が確保されました
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