２０２１年の新しい年が幕を開けました。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大が日本経済に大打撃を与えるなかで、保健所や病床などの公的サービスを切り捨て、自己責任を国民に押し付けてきた自民・公明政権の矛盾が噴出した年となりました。
感染拡大の第３波は衰えを見せず、深刻さを増す一方です。菅政権はここまで状況を悪化させながらその責任には触れずに、１都３県に緊急事態宣言を発出する方針です。
検査や医療体制の強化、営業や雇用への支援について具体策も示さないまま、単に緊急事態を宣言し飲食店への時間短縮の協力を要請しても、感染抑止にならないことは明らかです。
いま必要なことは、無症状感染者を特定するための積極的な検査、陽性者の保護、濃厚接触者の追跡を行う体制を政治の責任で抜本的に強化することです。また、飲食店へ時間短縮などの協力を求めるのであれば、事業者と労働者への十分な補償も一体で行うことが不可欠です。
コロナ対策に無為無策で自己責任ばかりを押し付ける菅政権に政治のかじ取りを任せることはできません。
ひとり一人が安心して将来への展望を持って生活できる新しい日本社会を作るために、今年行われる衆議院選挙で菅政権を退場に追い込み、野党連合政権を誕生させましょう。そのためにも今年も政治の転換に全力を尽くしてまいります。
引き続き、みなさまのご指導ご鞭撻をお寄せください。
↑日本共産党杉並区議団、上保まさたけ衆議院予定候補、原田あきら都議による新年そろい踏み宣伝（1/5 阿佐ヶ谷駅南口）
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◆杉並区の感染者数（２０２１年１月５日現在）
杉並区では年末年始で感染がさらに拡大し、１月４日には過去最高の66人の感染者が確認され、１月５日時点で区内感染者は累計で２５０５人となりました。
※グラフは杉並区ホームページ「区内感染状況」より作成。
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◆２０２０年を振り返って
【新型コロナ対策の抜本強化を】
年に４回開催される区議会で毎回新型コロナ対策の強化を求め、PCR検査拡充や事業者や家計への区独自支援、詳細な情報提供を提案し、一部が実現しました。
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【５回の緊急申入れを実施】
党区議団は区長に対し3月、5月、7月、9月、12月と5回にわたる緊急の申し入れを行い、区民の皆様の声を届けるとともに新型コロナ対策の抜本強化を提案しました。
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【４月コロナ禍のもと国保料の値上げ強行】
自公政権が国保料値上げ方針を自治体に押し付け、杉並では１８年連続となる値上げ条例を区長が提案。党区議団は値上げに反対しましたが、区長与党の賛成多数で強行されました。
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【通学路に歩行者信号設置】
小中学校の保護者とともに杉並警察との街歩きチェックを実施し、高円寺南中央通り商店街に歩行者信号の設置を要請、5月末に設置が完了しました。
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【７月豪雨災害支援活動】
7月に九州や中部地方などで発生した集中豪によって多くの方が被災しました。日本共産党は現地の被害調査とともに、全国で募金などの支援活動に取り組みました。
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【都知事選で宇都宮けんじさん奮闘】
