杉並区議会・第２回定例会が５月29日から６月17日の日程で開催されています。私・富田たくは党区議団を代表して、新型コロナウイルス感染症対策について一般質問に立ち、ＰＣＲ検査体制、保健所機能、区民・事業者支援の抜本的拡充を提案しました。
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◆区独自支援が拡充！党区議団の提案が一部実現
自粛要請に伴い、非正規労働者の解雇や、各種事業所の休業・事業縮小、賃金の減少など、区民各層、各分野に未だ経験したこともない深刻な影響が及んでいます。こうした状況の下、杉並区は区民の実態や要望に即した支援策を打ち尽くす決意が必要です。
質疑では、区民・事業者の厳しい実態を告発し、他区の先進施策など参考にして区としても支援を拡充するよう提案しました。
区は、区民生活を守るため区内事業者への区独自の家賃支援、就学援助世帯への昼食費相当額の補助、ひとり親家庭への独自支援を、それぞれ検討していると答弁しました。
区独自の支援策の拡充については、お寄せいただいた皆様の声を受け、議会や申し入れなどで提案してきました。まだまだ、支援策としては十分とは言えませんが、区民の声に応え杉並区が独自で支援策を実施することは重要です。
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◆ＰＣＲ検査体制の抜本強化を！
次なる感染拡大をいち早く察知するためには、ＰＣＲ検査のスピードと量を現状より拡充することが重要です。杉並区では他区に先駆け発熱外来を設置し、ＰＣＲ検査を行っていますが、検査人数が多くなると結果が出るまでに３～４日を要するのが現状です。
質疑では、検査体制の抜本強化の必要性についての区の認識を確認するとともに、ドライブスルー方式等のＰＣＲ検査の導入や、検査車両の導入など、新たな検査方式の検討を行うよう提案しました。
区は、検査強化の必要性を認め、生活衛生課分室での検査の実施準備を進めているとし、新たな検査方式については、必要性や実現の可能性などについて研究していくと答弁しました。
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