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新型コロナウイルス対策 杉並区が感染症対策に係る補正予算案を発表。(仮称)発熱外来センター設置へ!(区政報告ニュース194号)

区政報告ニュース

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◆総額24億8千万円を計上4月20日の区議会臨時会で審議

4月13日、杉並・田中区長の記者会見が行われ、新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算案が発表されました。
内容は、区内4つの基幹病院(河北総合、荻窪、佼成、東京衛生)に対し、「(仮称)発熱外来センター」を設置するための補助や、感染患者受け入れで他の診療・入院が減少することによる影響への助成、マスクや消毒液の購入費などで、総額24億8千万円です。今月20日の区議会臨時会で審議されます。
記者会見には、杉並区医師会や区内基幹病院の代表者も出席し、新型コロナウイルス感染症の患者受入状況など、医療現場の厳しい実態が報告されました。

日本共産党は、新型コロナウイルス感染が広がるなか、地域医療の崩壊を防ぐためにも、他の診療と発熱などを区別する「発熱外来」の設置は急務と主張してきました。本来、国や都の責任で進めるべきですが、区が先手を打って設置に踏み出したことは重要です。
引き続き、医療体制の強化や区民、事業者への支援拡充に向け、力を尽くします。
リンク:【動画】新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算案に関する区長記者会見(2年4月13日実施)
リンク:【資料】令和2年4月13日区長記者会見(新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算案)

◆区内の新型コロナウイルス感染者発生状況

杉並区はホームページで、区内の感染者数を3月27日より毎日更新し公表しています。4月14日現在の感染者数は125名です。さらに、15日には、年齢別の感染者数も公表しました。
リンク:杉並区 区内発生情報(毎日更新)
◇区内の傾向
・感染者の年齢別では、感染者数が増加し始めた3月下旬は高齢者が中心だったが、4月に入り、20歳代から40歳代の若年層に増加している。
・居住地は区内全域に及ぶ。
・感染原因が「不明」の割合が増加。3月下旬に42%だった感染原因の不明者は、4月8日現在54%で、その後も増加。
3密(密閉・密集・密接)の重なる場所では感染リスクが高くなります。極力、外出を控え、人との接触を避けて、自宅で過ごしましょう。お困りごとなどは、お気軽にご連絡ください。

◆新型コロナウイルス対策に係る補正予算の概要

■入院・外来体制強化補助事業 (22億2,900万円)
感染患者の受け入れによって他の診療・入院の受入縮小を余儀なくされることによる収入の減少、病床増設や「(仮称)発熱外来センター」設置による支出増加の減収分を助成。(4月~6月)
■医師確保支援事業 (5,060万円)
(仮称)発熱外来センターでの診察を、診療所等から派遣された医師がローテーションで担うため、各診療所等に助成。
■感染症対策に係るマスク等の購入 (1億5,678万5千円)
窓口対応職員、医療機関、福祉施設へのマスク、手指消毒剤、防護服などの物品購入費。
■帰国者・接触者電話相談センター拡充 (2,738万7千円)
相談件数増加に対応するため、電話回線を3回線から10回線に拡大。人員を3名程度から13名に増員。
■自宅待機者の健康観察用バイタルナビ購入に係る経費 (103万9千円)
軽症者で自宅待機者へ貸し出す血中酸素濃度測定器「パルスオキシメーター」100個購入。
■商工相談体制の拡充 (664万3千円)
融資相談に対応する中小企業診断士の増員、特別融資に対応する職員の増員。電話機の増設。
■発注済み給食食材費の補てん (358万8千円)
区立学校の給食食材納入事業者に対し、発注済み給食食材費の補てん。
■区職員への特殊勤務手当の支給 (360万円)
感染患者に対応する業務を担う区職員への特殊勤務(防疫等業務)手当を支給。

・ニュース194号(2020.4.19) ⇒ tomitataku_news_194

【内容】(仮称)発熱外来センター設置へ ・ 区内の新型コロナウイルス感染者発生状況 ・ 新型コロナウイルス対策に係る補正予算の概要
※ぺージ上部に表示されているのは画像ファイルです。印刷用はPDFファイルをダウンロードしてください。
過去のニュースはコチラ ⇒ http://www.tomitataku.jp/news