2020年の新しい年が幕を開けました。
国政では「桜を見る会」私物化疑惑、カジノ汚職収賄事件など、安倍政権のモラル崩壊がいよいよ深刻です。
杉並区では国保料の値上げや、児童館の廃止、住宅地を破壊する都市計画道路の強行、絶滅危惧種が生息する屋敷林の伐採計画など、区民福祉の削減と環境破壊が区長と区議会与党によって進められています。
日本共産党杉並区議団は、いのち・くらし・環境を最優先とする区政への転換に、今年も全力で取り組みます。
引き続き、みなさまのご指導ご鞭撻をお寄せください。
・
◆2019年を振り返って
【4月杉並区議選で6名当選、議会第3会派へ】
杉並区議会議員選挙では日本共産党は6名が当選し、改選前の5議席から1議席増と前進し、杉並区議会では第3会派となりました。
私・富田たくは48人中14位で3期目の当選をさせていただきました。
改選後の委員会人事では2期8年間の防災への取り組みが評価され、災害対策特別委員会の委員長の重責を任されました。
・
【給食費助成を提案】
学校給食費は年間5~9万円と子育て世帯には少なくない負担です。党区議団は保護者負担の軽減のために、給食費助成条例を提案しました。しかし、自民、公明、立民などの区長与党会派の反対で実現を阻まれてしまいました。
・
【参院選で7名当選】
7月に行われた参院選で共産党は比例4議席、選挙区で3議席を獲得。野党と市民の共闘でも大きな成果を上げ、憲法9条改悪を目論む改憲派の3分の2獲得を阻止しました。
・
【福島保養プロジェクトに参加】
「福島の子ども保養プロジェクト」に初回から参加し今回で8年目。原発事故の影響は未だに福島の方々を苦しめています。引き続き皆様のご支援をお願いします。
(保養プロジェクトのホームページはコチラ⇒ 福島の子ども保養プロジェクト・杉並の会)
・
【台風の大規模化・支援に全力】
温暖化の影響による台風の大規模化で区内でも多くの被害が発生。住宅の屋根が飛ばされたお宅の片づけをお手伝い。議会では暴風豪雨対策と被災者支援の強化を提案しました。
・
【阿佐ヶ谷北東開発からツミを守れ】
絶滅危惧種の猛禽類「ツミ」が生息する屋敷林が、杉並区の開発計画で伐採される憂き目に。
区議団主催の学習会で、「ツミ」の生態を解説し、保護の重要性をうったえました。
・
【区内で格差拡大が判明】
徹底した財政分析を行い高額納税者上位10名の納税額が急激に増加していることを突き止め、杉並区でも格差が拡大していることを区議会で告発。
・
【温暖化対策強化を提言】
気候変動は私達の生活に大きな影響を与える事態です。党区議団は立ち遅れた杉並区の温暖化対策を強化するよう、具体的対策を盛り込んだ「抜本的強化への提言」を区長へ提出しました。
(提言全文はコチラから⇒ 地球温暖化対策抜本的強化への提言/日本共産党杉並区議団)