熱中症に関する緊急対策の申し入れを実施!災害級の酷暑から区民守る施策を!!(区政報告ニュース159号)
(HPへの投稿が漏れていましたので、このエントリーの更新日は過去の日付にしております。更新日2018年11月30日)
◆熱中症による救急搬送昨年の3倍近くに…
連日の猛暑の中、熱中症による救急搬送が急増しています。
党杉並区議団の調査では、杉並区内の救急搬送人員は昨年7月の59人を大きく上回り、156人と3倍近くにのぼっています(東京都は昨年1713人、本年4383人)。
杉並区内で熱中症により亡くなられた方は、6月~8月7日までで6人にも及んでいます(東京都監察医務院への聞き取り)。
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◆熱中症対策の推進を求め緊急の申し入れを実施
8月8日、党区議団は区長・教育長に対し、熱中症対策の推進を求め、緊急の申し入れを実施しました。
対応した保健福祉部長は、緊急対策の必要性を認め、要望の内容について検討すると答弁しました。
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◆災害級の酷暑 万全の備えを
気象庁は、今年の暑さは「災害」と異例の記者会見を行ない、当面続く猛暑に厳重な警戒が必要としています。従来の熱中症対策にとどまらず、特別な対策が必要です。
無理な外出は控え、ためらわずに冷房を使用すること、水分や塩分のこまめな補給など、万全の備えをしてください。
引き続き、熱中症対策の推に向け、全力を尽くします。
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◆緊急申し入れ概要(抜粋)
以下の項目をはじめ、10項目にわたる申し入れを行いました。
〇 高齢者・障害者世帯などの訪問活動を行うこと。
〇 生活保護世帯や高齢者、障害者等世帯へのエアコン購入費、電気代の補助を行うこと。
〇 小中学校での部活動など取組は厚さ指数を考慮し中止、延期などの適切な対応を取ること。
〇 小中学校をはじめ全体育館へエアコン設置を進めること。
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◆広島・長崎 被爆73年、核兵器禁止条約 1日も早い発効を
【原水爆世界大会 多彩なテーマで交流】
8月2日から6日まで、原水爆禁止世界大会が広島で開催されました。
海外からも政府やNGO代表が多数参加。広島市内各地でフォーラム、特別集会、分科会などが取り組まれ、被爆の実相を広げ、核兵器禁止条約の発効を求める国際的共同の発展をめざそうと決意あふれる大会となりました。
【不参加変わりない条約に背を向ける安倍首相】
人類史上初めて核兵器を違法とする、画期的な核兵器禁止条約が国連で採択されて1年がたちました。日本は、唯一の戦争被爆国であり、核兵器禁止条約に率先して参加するのが当然です。 ところが、安倍政権と自民党は、「核兵器のない世界を実現するためには核兵器国の参加を得ることが必要不可欠。条約には核兵器国は残念ながら一国も参加していない」として、条約に一貫して反対しています。
【59ヶ国署名、14ヶ国批准】
平和記念式典でも、広島市長や市議会議長、県知事、国連事務総長代理まですべての人が核兵器禁止条約にふれたなかで、安倍首相は一言もふれませんでした。核保有国に気がねして口にできない安倍首相。いったい、どこの国の総理大臣なのでしょうか。
核兵器廃絶は、緊急で切実な課題です。この条約は、国連加盟国50か国が署名・批准すれば、正式に効力を持ちます。8月3日現在、59ヶ国が署名し、14ヶ国が批准しました。各国の署名・批准をすすめ、一日も早く核兵器禁止条約を発効させるために、世界の世論を大きく広げていきましょう。
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【内容】災害級の酷暑から区民守る施策を・緊急申し入れ概要(抜粋)・核兵器禁止条約 1日も早い発効を
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