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区議会・予算特別委員会、日本共産党杉並区議団の質疑で区長の暴走政治を追及!!(区政報告ニュース154号)

区政報告ニュース

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◆削減するときだけは超少子高齢化?!

3月5日(金)に行われた杉並区議会第一回定例会・予算特別委員会で私・富田たくは質疑に立ち、区立施設再編整備計画の根拠とされた「急激な少子高齢化による区税収入の減少」が誤りだったことを示し、区民サービスの削減につながる当計画を見直すよう求めました。

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区立施設再編整備計画は2014年3月に策定された計画です。児童館全館廃止、区立施設の削減縮小、あんさんぶる荻窪の財産交換など内容が区民福祉の削減に直結すると多くの区民から、反対・見直しの声が上がっています。
計画策定当時、杉並区は「広報すぎなみ特別号」で「特別区税収入は区の総人口及び生産年齢人口とともに減少!」と断言し「施設の維持・更新に多くの予算を振り向けるけることは困難になります」と記載しています。しかし、計画策定から4年が経過しても区税収入の減少や人口減少は発生していません。

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(↑施設再編整備計画が発表された当時に区民に配られた広報すぎなみ特別号の1、2ページ)

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(↑区立施設再編整備計画の61、62ページ。急激な人口減少と少子高齢化となると、詳細なグラフを使って杉並区は喧伝しています。)

日本共産党_杉並区議会議員_富田たく_区政報告ニュース_154_杉並区人口推計(2014年時点)

(↑杉並区が2014年に発表した、人口推計。施設再編整備計画で使われた人口推計とは少子化や人口減少の傾向が全く違う。)
実は、当時の杉並区は人口減少がそれほど急激には発生しないと推計していました。しかし、施設削減計画や学校統廃合計画など福祉や教育の削減の計画にだけ急激な人口減少となると喧伝していたのです。
予算特別委員会の質疑では、恣意的な人口推計の使い分けを止めるとともに、福祉削減となる当計画の見直しを強く求めました。

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◆田中区長が公用車で選挙応援 予特委で追及!

・党区議団の調査で発覚、区長も使用を認める!!
3月6日、杉並区議会予算特別委員会で日本共産党杉並区議団の山田耕平区議が質疑に立ち、田中良・杉並区長による公用車の私的使用問題を追及しました。
党区議団は2017年の区長専用車の運行記録を情報公開請求し、取り寄せた資料を精査してきました。また、インターネット上の田中区長の行動を調査したところ、昨年5月23日に世田谷区の山口拓都議予定候補の総決起大会に区長が参加していることがわかりました。さらに、5月31日には練馬区のあさの克彦都議予定候補の決起大会にも参加しており、いずれも区長専用車の運行記録と一致していました。質疑でこの点を追及すると、区長は〝詳細は記憶していない〟としつつも、公用車の使用を認めました。

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・庁有車管理規則にも違反、区税の流用と区政の私物化
「杉並区庁有車等の管理等に関する規定」では「庁有車は、公務遂行上必要とする場合以外は使用してはならない。」(6条)とされています。公用車での選挙応援は規定に明確に反するものであり、厳しく追及しました。
区長は「常時、連絡が必要なため公用車を使ったのだと思う」と答弁。都政の私物化問題で辞任した舛添前都知事の〝動く都知事室〟と同様の発言に、他会派議員から「舛添と一緒だ!」などの声が上がりました。また、区長は集会参加について「いろいろな方々とあうことを目的にしている。誰と会い何を話したのか公表出来ないこともある」等と、最後まで公用車の規定違反を認めようとしませんでした。
・公用車使用の調査を拒否、引き続き疑惑の解明が必要
区長専用車の運行実態の調査を求めたところ、区は〝区長の行動日程は廃棄している〟と調査を拒否。公用車使用の疑惑解明に背を向ける姿勢を示しました。
一方、公用車の今後の運用改善のあり方は「研究していきたい」と答弁せざるを得ませんでした。
田中区長による公用車の私的使用疑惑は区税の流用と区政の私物化に関わる疑惑であり、その解明は首長・行政を監視する議会の務めです。
疑惑解明のためにも、区長の行動予定と公用車の運行記録の実態調に力を尽くします。

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↑質疑翌日からマスコミ各社が取り上げています。(3月7日毎日新聞、3月8日朝日新聞、産経新聞、3月10日東京新聞、しんぶん赤旗、3月13日NHK)

◆区議補欠選挙予定候補・野垣あきこさんに決定!!

日本共産党_杉並区議会議員_富田たく_区政報告ニュース_154_2018年杉並区議会議員補欠選挙・予定候補_野垣あきこ

日本共産党杉並地区委員会は、6月17日告示、24日投票で行われる区議会議員補欠選挙(現在の欠員は2議席)の予定候補に、新人の野垣あきこさん(37歳)を擁立することを発表しました。
土建一般労組や高円寺の古着屋などで働いた後、区内私立保育園に勤務し、事務の仕事に10年間携わってきた野垣さん、〝どの子も大切にされ、輝いて生きられる社会をつくりたい〟という思いで立候補を決意してくれました。
みなさまの大きなご支持・ご支援を心からお願いいたします。

◆PDF ニュース154号(2018.3.11) ⇒ tomitataku_news_154

【内容】日本共産党杉並区議団の質疑で区長の暴走政治を追及!!・田中区長が公用車で選挙応援 予特委で追及!・区議補欠選挙予定候補、野垣あきこさんに決定!!
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