杉並区議会第1回定例会・予算特別委員会で質疑!家計負担、6年間で大幅増加!!(区政報告ニュース133号)
杉並区議会第1回定例会・予算特別委員会で質疑!家計負担、6年間で大幅増加!!
2月10日から3月16日の期間で杉並区議会第1回定例会が開催されました。今議会の予算特別委員会で私・富田たくは、増加し続ける国民健康保険料が家計に大きな負担となっていることを指摘し、保険料増額を抑えるために区予算からの繰り入れの拡大と、国の負担金の増額を求めました。
・
◆税と社会保険料、6年間で32万円の負担増!
国保料は2011年に算定方式が改悪され、大幅な値上げが続いています。40歳夫婦子ども1人で年収400万円の世帯では、2010年度の国保料は約24万9372円でしたが、来年度(2018年度)では40万7757円まで値上がりし、6年間で15万円以上の負担増となってしまいます。
家計の負担は国保料だけではありません。所得税、住民税、国民年金保険料、さらに2014年に増税された消費税を含めて試算すると、この世帯では6年間で32万円の負担増となり、年収の4分の1以上となる約117万円近くが税と社会保険料で消えてしまうことになるのです。多子世代は更に厳しく41万円もの負担増となっています。(上表参照)
国保料の値上げは算定方式の改悪も原因の一つですが、1984年から国の負担金が大幅に減額されたことが根本的な原因です。
国保は医療分野の社会保障として国民皆保険の根幹となる制度です。加入世帯だけに負担増を押し付けるのではなく、国と地方自治体で支えることが重要ではないでしょうか。
・
【内容】 予算特別委員会で質疑!家計負担、6年間で大幅増加!! ・ 特養ホーム等の高齢者施設整備方針を決定! ・ 3.6杉並デモ「わたしたちの政治(オモイ)を言葉に」200名の参加!
・
※ぺー上部に表示されているのは画像ファイルです。印刷用はPDFファイルをダウンロードしてください。