予算特別委員会でLGBT支援の強化を要求、同性パートナーシップ証明の検討を!!(区政報告ニュース114号)
杉並区議会第1回定例会の予算特別委員会で性的少数者の方々に対する差別や偏見の問題を取り上げ、区の支援強化と同性パートナーシップ証明書発行の実現を求め質問に立ちました。
・
◆性的少数者への偏見や差別をなくし多様性が認められる杉並区を!!
質問では、日本にも20人に1人の割合とされる性的少数者の方々について、差別や偏見が絶えない現状に対し他自治体の先進的事例を取り上げ支援策の強化をうったえました。
また、同性結婚について、法整備がされていな状況ではあるが、個人の尊重と生命、自由及び幸福追求権を規定した憲法13条、および、全ての国民は法の下に平等であるとした憲法14条に照らせば同性でも結婚する権利があるとする専門家の意見を紹介し、渋谷区で条例案が提出されている「同性パートナーシップ証明書の発行」について、杉並区でも実施に向けた検討を行うよう求めました。
杉並区はこの質問に対し「来年度は男女共同参画行動計画の改定が控えておりますので、どういった支援、あるいは現行の施策事業の拡充ができるか様々な角度から検討を進めてまいりたいと思います。」と答弁。検討すると姿勢は見せましたが、実施に向けては前向きな姿勢とは言い難い状況です。今後も結婚や性別についての多様性が認められる杉並区を目指し取り組んでいきます。
杉並区が同性婚などに前向きになれない原因の一つとして、区議会での性的少数者への無理解な姿勢があるのではないでしょうか。
・
◆自民党議員が同性愛者に対して差別的な野次を連発!!
質疑の中で同性結婚が社会的に受け入れられつつあるとした私の発言に対し、自民党の田中ゆうたろう議員は「そんなことねぇよ」「外国に行けばいいじゃねぇか」などの野次を連発しました。区議会最大与党の自民党がこのような姿勢では区も前向きになれません。同性愛者など性的少数者に対する偏見、差別をなくすためには、区議会の中でも意識改革が必要ではないでしょうか。
・
【内容】 予算特別委員会でLGBT支援の強化を要求、同性パートナーシップ証明の検討を!! ・ 性的少数者、LGBTの基礎知識 ・ 高円寺南3丁目55番地15号の危険な排水溝の段差、改修完了!!
※上に表示されているのは画像ファイルです。印刷用はPDFファイルをダウンロードしてください。