私・富田たくは3月7日の予算特別委員会で質疑に立ち、杉並区の集会施設数水増し問題と代表質問への虚偽答弁を告発しました。
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◆「見直し」で集会室急増、施設削減の実態を隠ぺい!
杉並区が東京都に毎年報告する「公共施設状況調査」では、区の施設再編整備計画の影響で集会施設箇所数・延面積が大幅に低下しています。2019年度には人口ひとり当たりの集会施設面積は23区で下から2番目と最低レベルに落ち込んでおり、党区議団はその実態を告発し、追及してきました。
ところが、昨年提出された報告書(2020年度)では、集会施設箇所数も延面積も大幅増加しました。
区議会第一回定例会の代表質問で私がその経緯を質すと、区長からは施設数の集計方法を変更し「東京都に確認の上」報告書を提出したと答弁がありました。
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◆都「区の電話は提出後」、区も事実関係認める
党区議団は事実関係を確認するために、東京都に行き、担当課長同席のもと応対職員に経過を聞きました。その結果、区の2つのウソが明らかになりました。一つ目は『電話があったのは報告書が提出された後』、二つ目は『電話では、集会所として計上する具体的施設の話はなかった』というものです。
これは、杉並区が見直しを正当化するために「都に事前に確認した」との答弁が虚偽でることを示すものです。
予算特別委員会で、事実経過を追及したところ、区も委員会中に都に問合せし、見直しに関する区からの電話は提出後だったことを認めました。しかし、謝罪や答弁修正はしないという態度でした。
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◆定員2名でも「集会室」に…
党区議団の調査で、水増しのために新たに集会室に加えた施設のなかには、定員がたった2名で面積9㎡程度の「楽器練習室」等も複数含まれていたことも明らかになりました。(表参照)
施設再編で集会室を減らしたことの追及をかわすために、このような偽りの報告を総務省に提出していたのです。杉並区の区政運営に都合の悪い事実を隠ぺいし、水増しや虚偽答弁を繰り返す杉並区の姿勢は異常です。
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◆杉並区の感染者数(2022年4月4日現在)
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・ニュース239号(2022.4.10) ⇒ tomitataku_news_239
【内容】日本共産党杉並区議団の調査で明らかに!施設数の水増しとウソの答弁を追及!! ・ 杉並区の感染者数(2022年4月4日現在) ・ 杉並のいきもの紹介108『クサボケ(Chaenomeles japonica)』
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過去のニュースはコチラ ⇒ http://www.tomitataku.jp/news
私・富田たくは3月7日の予算特別委員会で質疑に立ち、杉並区の集会施設数水増し問題と代表質問への虚偽答弁を告発しました。
「見直し」で集会室急増
施設削減の実態を隠ぺい
杉並区が東京都に毎年報告する「公共施設状況調査」では、区の施設再編整備計画の影響で集会施設箇所数・延面積が大幅に低下しています。2019年度には人口ひとり当たりの集会施設面積は23区で下から2番目と最低レベルに落ち込んでおり、党区議団はその実態を告発し、追及してきました。
ところが、昨年提出された報告書(2020年度)では、集会施設箇所数も延面積も大幅増加しました。
区議会第一回定例会の代表質問で私がその経緯を質すと、区長からは施設数の集計方法を変更し「東京都に確認の上」報告書を提出したと答弁がありました。
都「区の電話は提出後」
区も事実関係認める
党区議団は事実関係を確認するために、東京都に行き、担当課長同席のもと応対職員に経過を聞きました。その結果、区の2つのウソが明らかになりました。一つ目は『電話があったのは報告書が提出された後』、二つ目は『電話では、集会所として計上する具体的施設の話はなかった』というものです。
これは、杉並区が見直しを正当化するために「都に事前に確認した」との答弁が虚偽でることを示すものです。
予算特別委員会で、事実経過を追及したところ、区も委員会中に都に問合せし、見直しに関する区からの電話は提出後だったことを認めました。しかし、謝罪や答弁修正はしないという態度でした。
定員2名でも
「集会室」に…
党区議団の調査で、水増しのために新たに集会室に加えた施設のなかには、定員がたった2名で面積9㎡程度の「楽器練習室」等も複数含まれていたことも明らかになりました(前ページの表参照)。
施設再編で集会室を減らしたことの追及をかわすために、このような偽りの報告を総務省に提出していたのです。杉並区の区政運営に都合の悪い事実を隠ぺいし、水増しや虚偽答弁を繰り返す杉並区の姿勢は異常です。