杉並区議会第3回定例会で議員提出議案を提案 補聴器購入費助成の実現を求めて(区政報告ニュース225号)
◆議員権限を活かして杉並でも早期に実施を
9月9日より杉並区議会第3回定例会が開会しました。今定例会では、日本共産党杉並区議団が高齢者の補聴器購入費助成の実現に向けて、条例提案を行ないました。
高齢者の多くが難聴となり、日常生活への不便やコミュニケーション困難による孤立化が大きな課題となっています。早い段階から補聴器を使用することが重要となりますが、補聴器が高額で購入することができない状況も発生しています。
高齢者への補聴器購入費助成については、東京23区において、助成制度を創設する自治体が増え続けており、実施している区は14区、実施予定・検討中は3区、実施していない区は6区となっており、杉並区は実施していません。
この間、党区議団は再三にわたり、助成制度の創設を求めてきましたが、杉並区は制度の創設に後ろ向きの姿勢です。
杉並区が姿勢を変えようとしないため、今定例会では議員提出議案として、補聴器購入費助成の実現を求めます。
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◆東京23区の補聴器購入費助成制度に関する調査結果
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◆補聴器使用の支援、国や都でも推奨
高齢者への補聴器購入費の助成は、党都議団が都議会でも取り上げ、小池都知事が「早期に検討する必要がある」と答弁しました。また、厚生労働省が補聴器の有効性を示す指針を示しており、WHO(世界保健機関)は、補聴器助成制度や難聴検診を行政の力で行なうよう呼びかけています。
杉並区においても市民団体が高齢者への補聴器購入費助成を求める陳情を杉並区議会に提出しています。
党区議団は補聴器購入費助成の実現に向けて力を尽くします。
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◆安心安全の街づくりに向けて、急な階段の改修完了!!
本年6月末に高円寺南3丁目34番の区道上にある階段の改修が完了しました。
以前から、急な勾配で一段の高さも非常に高く、高齢者や幼児が利用するには大変な階段でした。数年前から区役所に改修を要請してきましたが、隣接する民家の建て替えを機に改修を進めることを区が決断し、この度改修が完了しました。
階段の横幅を広げるとともに、上の部分を後ろに下げて勾配を緩やかにし、8段から12段へと段差を細かくすることで、安心して上り下りができます。また、階段下には点字ブロックも設置されました。
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