党区議団の告発を受け「区長車の使用に関する基準」を策定!区長車の乱脈使用を追及!(区政報告ニュース162号)
(HPへの投稿が漏れていましたので、このエントリーの更新日は過去の日付にしております。更新日2018年11月30日)
◆23区初!区長車に限った使用基準
日本共産党杉並区議団は、区長車の運行記録を徹底調査し、①選挙応援など公務に反する利用、②深夜11時を超える利用が年間80日以上、③使用目的が不明な運行が多数、などの実態を告発してきました。
党区議団の指摘を受け、区は「杉並区区長車の使用に関する基準」を策定。9月25日の区議会総務財政委員会に報告しました。
「基準」は、23区初となるもので、区長車使用にかかわる基準、公務内容、場所等を記録することを定めるものです。
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・〝選挙応援も公務〟区が重大答弁
総務財政委員会で私・富田たくは質疑に立ち、「基準」を策定したことは「重要」としつつ、昨年の都議選直前に行われた練馬区の民進党都議候補の決起大会に区長が公用車で参加したことについて、「公務」といえるのか、あらためて区の認識を質しました。
区は、驚くべきことに、選挙にむけた決起大会の参加も「公務」と居直り、その根拠についても「判例はないが公務だと捉えたい」と答弁しました。
この区の姿勢には、委員会に出席していた他党の議員からも批判があがりました。
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・深夜の二次会の公用車利用、制限は「なじまない」!?
質疑では、「基準」策定の参考にした都や佐倉市で、詳細な使用記録をホームページで公表していることを示し、区も公表すべきと要求。区は「今後の検討課題」と答弁しました。
さらに、深夜運行の原因の一つとされるアルコールを伴う会合の二次会・三次会等の参加にまで公用車を使うことはやめるべきと、厳しく追及しました。
しかし、区は「(公用車の深夜利用を制限することは)この基準になじまない」と答弁。深夜の乗り回しに対する反省と改善の姿勢を見せませんでした。
区長による公用車の不適切な使用問題については、今後も決算特別委員会などで追及していきます。
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◆区立再編整備計画・緊急学習会に80名参加!
日本共産党杉並区議団は9月19日に産業商工会館にて、杉並区が発表した区立施設再編整備計画・第二次実施プラン(案)の内容について緊急学習会を開きました。
急な呼びかけにもかかわらず、会場には80名あまりの参加者が集まりました。
私・富田たくがメイン講師を務め、3年間で児童館が9館廃止されること、そのもとで子ども達の居場所が激減する問題点、会議室・集会所とともにゆうゆう館が統合・集約されることの問題点など、施設削減内容を解説しました。
その後の質疑応答・意見交流では多くの方が発言し、「他自治体でも再編は行われているが、区民の声を無視して強引に進めるのは杉並区ぐらいだ」、「福祉向上と区長は言うが、やっていることは逆」といった意見や感想が出されました。
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【内容】党区議団の告発を受け「区長車の使用に関する基準」を策定!・区立再編整備計画・緊急学習会に80名参加!・杉並のいきもの紹介83『ショウリョウバッタ(Acrida cinerea)』
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