区長の提案で国保料がまた値上げ、負担はもう限界!(区政報告ニュース155号)
◆国民健康保険料、平均3547円値上げ
3月15日に杉並区議会・第一回定例会が閉会しました。区長から提案されていた国民健康保険料の値上げ議案は、自民、公明、民進、立憲など与党会派の賛成多数で可決され、一人当たり平均3547円の値上げが確実となりました。
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この間、国保料は毎年値上げが続いており、その負担は国保加入世帯の家計に重い影を落としています。なかでも子育て世帯など扶養家族が多い世帯に負担が集中し、家族が一人増えるだけで年間の負担は約5万円も増加します。扶養家族が多い世帯ほど税や社会保障の負担を低く抑えるのが日本の社会保障の本来の在り方でした。しかし、度重なる国保の制度改悪と、国政での国庫負担の削減によって、子供が増えれば増えるほど、社会保障の負担が増えるという逆転現象が発生しています。
国保料を含む税と社会保険料の負担増は2010年から急激に増加し、現役世帯では年収の3割(上表参照)、高齢世帯でも年収の約2割(下表参照)と、あまりにも厳しい負担となっています。党区議団は議会で国保料負担軽減を提案し、値上げ議案には反対しました。
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【内容】区長の提案で国保料がまた値上げ、負担はもう限界!・6月24日に杉並区長選挙と区議補欠選挙が行われます・杉並のいきもの紹介82『メジロ(Zosterops japonicus)』
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