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災害対策特別委員会の委員長として東京都・杉並区合同の総合防災訓練に参加!!(区政報告ニュース101号)

いきもの, 区政報告ニュース

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8月30日(土)に東京都と杉並区が合同で行う総合防災訓練が開かれました。私・富田たくは杉並区議会の災害対策特別委員会・委員長として参加してまいりました。

◆首都直下地震に向けて公助の取組みの拡大が必要!!

杉並区が東京都と合同で防災訓練を行うのは今回が初の取り組みです。会場は和田堀公園周辺と馬橋公園周辺、桃井原っぱ公園周辺の3地域で、同時に開催されました。
私が参加したのは本会場の和田堀公園周辺で、公園内には震災で倒壊した街並みが再現され、東京都消防庁や警視庁機動救出隊などが救出訓練を行いました。
倒壊建物からの救出訓練では日本に2台しかない双椀重機(2本の腕で倒壊した瓦礫を除去できる重機)や緊急輸送のヘリコプターが出動していました。合同訓練の最後には桝添要一都知事がスピーチし「地震が来たら自らの命は自分で守ることが重要」と〝自助〟をしきりに強調していました。
震災が発生した際には自助・共助(ご近所での助け合い)は当たり前ですが、行政としての震災対策である〝公助〟にどれくらい力を入れるかが重要ではないでしょうか。実際に首都直下地震が発生すれば日本に2台しかない双椀重機が杉並区に来ることはないでしょう。今回のような行政が行う防災訓練をただのデモンストレーションにさせないためにも、公助の取り組み拡充が求められています。

◆杉並代表団として、原水爆禁止2014年世界大会に参加!!

今年も原水爆禁止日本協議会が主催する「原水爆禁止2014年世界大会」が広島・長崎で開催され、8月4日から6日の広島大会に杉並代表団として参加してきました。杉並区からは毎年代表団を送っており、今回は私も含め10名が参加し、核廃絶に向けた運動の交流を行ってまいりました。

◆核兵器のない世界を求めて

1954年3月1日にアメリカがビキニ環礁で行った水爆実験で第五福竜丸など複数のマグロ漁船が被爆、また日本国内にも被爆マグロが水揚げされました
この事件をきっかけに核廃絶の運動が広がり、杉並区では様々な区民が賛同して「原水爆禁止署名運動杉並協議会」が立ち上げられ、区内では2か月余りで27万筆を超える核廃絶署名が集まりました。翌年には広島で第1回となる原水爆禁止世界大会が開かれ、同年8月3日までに日本全国で3150万筆以上の署名が集まりました。今年は記念すべき60回目の世界大会です。
いま、60年にわたり続いてきた草の根の核廃絶運動が核保有国を核廃絶の道に進めさせています。世界に広がった核廃絶運動の高まりで核不拡散条約(NPT)は「核保有国が核兵器を独占する条約」から「核兵器廃絶の交渉を開始させる条約」に姿を変えるに至りました。
2000年のNPT再検討会議では「核保有国による核廃絶への明確な約束」を盛り込んだ最終文書が採択され、2010年の再検討会議では「核なき世界」をもとめて「必要な枠組みを確立する特別な取り組みを行う」ことが確認されました。
来年5月の再検討会議は核保有国や核抑止力傘下の国々が「核兵器全面禁止条約」締結に向けた〝具体的な話し合い″を開始できるかどうかの重要な会議です。
今年の原水爆禁止世界大会では、核保有国などの背中を押すために、より多くの「核兵器全面禁止のアピール署名」をNPT再検討会議に届けることなどが呼び掛けられました。

◆ニュース101号(2014.09.07) ⇒ tomitataku_news_101

【内容】 災害対策特別委員会の委員長として東京都・杉並区合同の総合防災訓練に参加!! ・ 杉並代表団として、原水爆禁止2014年世界大会に参加!! ・ 杉並のいきもの紹介64『アオスジアゲハ(Graphium sarpedon)』

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