舛添都知事の辞職について共産党都議団が談話を発表しました。
世間を騒がせている舛添都知事がやっと辞任をすることとなりました。昨日(15日)の午前中に辞表を提出し都議会で承認され21日に辞職となります。
舛添都知事の一連の「政治とカネの問題」については、4月7日に行われた共産党都議団の巨額な海外出張費の追及から始まりました。その後、公用車の私的利用の問題や政治資金の公私混同の問題など様々な疑惑が噴出しました。
共産党を先頭に野党の議会での追及と、都民の皆さんの怒りの声が、舛添都知事を擁護する都議会の自民党と公明党を追い詰め、全会派での不信任決議案の提出となり、舛添都知事に引導を渡す結果となりました。
未だ解明されていない疑惑については日本共産党都議団は引き続き追及していくとの談話を発表しておりますので、皆さまにもお伝えしておきます。
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以下、日本共産党東京都議団の談話を転載します。
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舛添知事の辞職表明について
2016年6月15日
日本共産党東京都議会議員団
幹事長 大山とも子
舛添知事が、辞職願を都議会議長に提出しました。都民世論の画期的な勝利です。
舛添知事の高額な海外出張、公用車の私的利用、政治資金の不正使用に対し、都民の怒りの声が広がり、都庁に3万件を超す批判の声が寄せられ、真相究明と知事の辞職を求める声が大きく高まりました。この力が、最後まで辞職を拒み続けてきた舛添知事に、続投を断念させたといえます。
日本共産党都議団は、独自の調査で舛添知事の税金、公的資金の私的流用の実態を明らかにし、本会議質問、総務委員会における質疑で、舛添知事を厳しく追及するとともに、知事が疑惑の全容を明らかにし、速やかに辞職するよう強く求めてきました。
同時に、知事の不信任案を提出し、各会派に共同提出を呼びかけるなかで、不信任案の共同提案が実現しました。このことも、大きな力になったと思います。
わが党は、都政で再び今回のような事態を繰り返さないためにも、百条委員会を設置し、真相の全面解明を行うために、引き続き力をつくすものです。
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また、上記よりも情勢を詳しく説明している「【談話】2016年第2回定例会を終えて」(日本共産党東京都議団)についても、お時間のある方はご覧頂ければと思います。