東京都議会で「都青少年健全育成条例改正案」が可決される見通しになったようです。
自民党・公明党が賛成を表明するなか、前回反対した都議会最大会派の民主党が賛成にまわったため可決が濃厚。採決は十五日の定例会本会議で行われるみたいです。
この条例案の関連で、またも石原知事は差別発言を行っています。
知事曰く 「テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている」(毎日新聞 2010年12月4日 地方版) とのこと。
同性愛者がTVに出てることが野放図なのか、それとも、一国の首都の知事がこういった差別発言を平気で行うことが野放図なのか、もう一度考えてほしい。
石原都知事の人権無視の発言自体が青少年への悪影響そのものだと僕は思います。
知事の同性愛者蔑視の発言を端に置いておいても、「都青少年健全育成条例改正案」は問題が多々あります。
詳しくは、赤旗の記事を参照してください。
- 漫画出版10社/アニメ展の参加拒む/都の青少年条例案に抗議 [2010.12.11]
- 規制が拡大 表現萎縮/青少年条例改定案 吉田氏、撤回要求/都議会委 [2010.12.10]
- 主張/都の漫画・アニメ規制/「取り締まり」で子ども守れぬ [2010.12.9]
- 『ONE PIECE』も内容変更?!/都青少年条例改定案に反対/漫画家ら会見で表明 [2010.12.4]
- 青少年条例改定案は撤回を/共産党都議団が見解 [2010.12.2]
- 都の青少年条例改定問題/吉田都議 撤回・否決へ頑張る/懇談会開く [2010.12.1]
最後に僕の好きな漫画家「羽海野チカ」さんが、ご自身のブログで条例案に反対しております。その記事のリンクを以下に載せさせていただきます。