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区議会・予算特別委員会で質疑、区民負担の軽減検討を!!(区政報告ニュース277号)

区政報告ニュース

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3月5日に開催された杉並区議会第1回定例会の予算特別委員会において私・富田たくは、区民の税と社会保険料の負担増を取上げ、区民の負担軽減を求めました。
(HPへの投稿が出来ていませんでした。時系列で管理するため、このエントリーの更新日は区政報告ニュース発効日にしております。実際の更新日は2024年6月19日です。)

◆年収400万円・4人世帯、14年間で60万円の負担増

年収400万円で夫婦と子ども2人の4人世帯では、所得税、住民税(森林環境税含む)、国民健康保険料、年金保険料、消費税を合算した年間負担額について、2010年度と2024年度を比較したところ、この世帯では14年間で60万円以上も負担が増加し、年額138万8000円に達しています。
14年間で1・76倍、年収の34・7%が税と社会保険料の負担で消えていく状況です。負担の主な原因は国保料と消費税の引き上げです。
消費税は5%から10%と2倍に引き上げられていますし、国保料は年額24万円あまりから14年間で約61万円へと2・5倍に増えています。

日本共産党_杉並区議会議員_富田たく_区政報告ニュース_277_img001_現役世帯の税と社会保険料の負担額(2024年度)

◆教育費押さえる家庭、給食費の無償化有効

急激な負担増が続くうえに物価高騰が区民生活を圧迫しています。
厚労省が2月6日に発表した毎月勤労統計調査の速報値によると、2023年の「実質賃金」は、前年比2・5%減となり、2年連続で減少しました。同日に総務省が発表した、2023年の家計調査では、消費のうち「教育」の分野が9・8%も減少しており、塾などの補習教育が18・5%減と目立ちます。家計が苦しくなると、子どもの教育費まで削らなければいけないという状況が発生しています。
物価上昇に実質賃金の引き上げが追い付いていない状況で、多くの世帯が苦しい生活を強いられており、子供の教育費まで削らなければいけない状況に追い込まれているなかで、岸本聡子区長が学校給食費の無償化に踏み切り、来年度もそれを拡充して継続すると判断したことは、社会の要請にこたえた重要な判断ではないでしょうか。
私・富田たくは、品川区が給食費の無償化に加え学用品費の完全無償化を実施する予定であること等を例示し、さらなる区民支援策の検討を求めました。

日本共産党_杉並区議会議員_富田たく_区政報告ニュース_277_img002_高齢世帯の税と社会保険料の負担額(2024年度)

◆リンク ⇒ 【資料】2024年度版 世帯ごとの杉並区の税と社会保険料の負担(2010年度からの14年間の比較)

【印刷用PDF】
・ニュース277号(2024.3.31) ⇒ tomitataku_news_277

【内容】区議会・予算特別委員会で質疑、区民負担の軽減検討を!! ・ 現役世帯の税と社会保険料の負担額 ・ 高齢世帯の税と社会保険料の負担額
※ぺージ上部に表示されているのは画像ファイルです。印刷用はPDFファイルをダウンロードしてください。
過去のニュースはコチラ ⇒ http://www.tomitataku.jp/news